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あけましておめでとうございます。自転車部事務局の田中慎太郎です。
昨年末、SNI自転車部事務局メンバーが、東京都調布市で行われた「エンデューロ(耐久)レース」に初めて参戦しましたのでその様子をご紹介します。

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これまで、SNI自転車部は、主にヒルクライムやポタリングを開催してきました。八ヶ岳南麓の山岳地帯が拠点の私たちは、普段からに親しんでいます。反面、ヒルクライム以外のイベントへの参加機会はありません。そのため、別種類の自転車イベントに参加し、新イベントのヒントを得たり、運営方法を学んだりすることが今回の参加の目的の一つでした。

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さて、エンデューロレースというのは、規定のコースを制限時間内に複数人のチームが何周できるかを競うチーム戦です。今回は1~4名で交代しながら、1.2km程のコースを2時間以内に何周できるかを競うルールでした。120のチームが集い、私たちも3人1チーム編成で2チームに分かれて出場しました。

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ヒルクライムはマイペースでゴールを目指せますが、エンデューロは坂ではないので平均スピードが高い上に、異なるスピードの選手が入り乱れて走るため、他選手と接触の危険があります。私たちのレースの前に行われていたレースを見て、スピードに圧倒されちょっと心配になりました。

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しかし、小さな子供から年配の方まで自転車好きが集まっているのだと思うとなんだか嬉しくなってきました。また、事前に学んだコース上の走り方や、選手の交代方法などを思い出したり、試走したりするうちに早く走りたいという気持ちに変わっていきました。

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いよいよスタート。スタートは自転車が密集しています。接触しないように気をつけて。

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だいたい5周ほどでペースが落ちてくるので交代します。交代時には足首に巻いた計測チップを付け替えます(写真のように)。SNIと書かれたジャージを着ているのが私たちです。

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後半バテないように、最初は力を押さえながら走りました。
次第にスピードにも慣れ、周りの様子も見えてきます。
普段から高地で練習しているからでしょうか、足はやや重くなってきましたが、後半も息は苦しくならず、まだまだいける感じです。

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気がつけば2時間あっという間でした。私たちは「59周走っての55位」と「51周走っての109位」でした。出場したどの選手も走りきった顔は満足感あふれる笑顔でした。
初めてのチーム戦。一人では全力で走り続けるのは厳しくても、チームメンバーで助け合いながら交代で走りきることができました。

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また、走っていないときはその他の選手の走りを観たり、仲間を応援することが新鮮でした。家族や選手以外の人も同じ場所で応援することができ、私たちも随分と力を得ました。レース後は一緒に完走の喜びを分かち合いました。

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今回は自転車部事務局だけの参加となりましたので、次回は他の自転車部メンバーにも声かけし、チームでのレースを体験したいと思います。また、この経験も踏まえながらも、競技志向に偏ることなく、シティーサイクルやその他の種類の自転車も活用しながら、低炭素な生活方法を実践して行こうと思います。

自転車部事務局 田中慎太郎