今回は、「八ヶ岳ベース1529」という名称について紹介します。

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<八ヶ岳>

とても馴染みのある山です。私の娘が通う北杜市内の小学校の校歌の歌詞にも「八ヶ岳」が出てきます。八ヶ岳は幼い頃から親しまれているのだと感じました。だから名称に八ヶ岳を冠するのは私たちにとって自然なことです。

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<ベース>

ベースは、「基地」や「拠点」という意味です。この場所や周辺を訪れる観光客、サイクリスト、が利用して、自然の良さを感じ、新たなライフスタイル等のヒント得ていただけたらと思います。自転車部としては、八ヶ岳南麓を走るサイクリストのためのステーションなどの役割を担えればと思っています。

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<1529>

「1529」という数字にも意味があります。私たち、SNI自転車部のメンバーにとって、一番馴染みのあるサイクリングコースが県道28号線を天女山までを上るヒルクライムコース。過去3回、「天女山ヒルクライム」も開催しました。その天女山の標高が1,529mなのです。

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また、私たちの肉食の習慣が地球温暖化に甚大な悪影響を及ぼす事を知ったため、肉食削減に取り組んでいます。1,529mを「いごにく」→「以後肉」と語呂合わせし、「以後、肉食を減らす。または肉食しない」ことを呼びかけています。

https://youtu.be/yRTT7bKnZzU

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「1529」を誓うためのちょっとした仕掛けを作りました。入口に“1529”と刻まれた木札を置いています。天女山をヒルクライムしたら、この札を枝に1つ引っかけ、カウントする仕組みです。2017年4月から現在まで133回「1529の誓い」がたてられました。

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また、昨年、山頂にある石碑近くで作者不明の観音様が発見されました。誰がどのような目的で置いていかれたのかは定かでないですが、かなり本格的なもので、皆で大切に拝んでいます。サイクリストや登山客の安全を見守っているかもしれませんね。

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八ヶ岳ベース1529が、サイクリストや登山客、観光客や地域住民の皆さんなど、様々な方が安心して立ち寄れる憩いの場として、自然と寄り添うライフスタイルの発信基地として、多くの方に愛されるスポットになることを願い、着々と準備を進めていきます。