わたしも手づくりマスク

 3月26日に東京、神奈川など1都4県の知事が「移動自粛」を共同で要請しました。SNI自転車部は、自転車が移動時の感染リスクが低いことなどから、この渦中でも自転車の積極利用を勧めてきましたが、例えば外出禁止などの措置にまでなった場合、「自転車に乗ろう!」とはいえません。そこで観点を変え、「外出できないならなにをしよう?」が今回のテーマです。

1.まずこれを読むことから

<生長の家総裁ブログ>
コロナウイルスは何を教える
「生命の法則に随順する」とは?
すべての生物を礼拝・尊重する

<生長の家総裁著書> 
『今こそ自然から学ぼう 人間至上主義を超えて』

<生長の家白鳩会総裁ブログ>
「たとえ世界が混乱しても」

 対策や感染状況の記事はネットで簡単に見つかります。しかし、新しい感染症が拡大した原因と私たちのライフスタイルとを関連づけて述べられた記事や、あるいは感染拡大から学べることがある、という視点を持つ記事はあまりありません。
 このことがなぜ大事かというと、問題の根本だからです。私たち人類全体が変わる必要があり、それができなければ、今回の感染拡大が終息しても、また必ず新たな感染症が広まり、同じ事が繰り返されるでしょう。
 感染や拡大を防ぐ対策を取ることが重要であること言を俟ちませんが、未来について考える視点も持つべきです。

この本もオススメ

2.料理(肉なしで)する
 先日、外食しましたが、調理する人は何度も手を消毒していました。お客さんも落ち着かず、周りを警戒する感じで折角の食事を楽しむ雰囲気ではありません。そこで、「家で食事をしよう!」
 普通のことを大仰に書いているだけの気がしますが笑。普段料理をしない人(特に男性!!)は挑戦してはいかがでしょう?食材、いつも作ってくれている人、自分の身体、、、等々への感謝が深まるかも。
 SNI自転車部の兄弟分、SNIオーガニック菜園部では、これをイベントにしています。ちなみに、このイベントのおかげで私は弁当作りを新たな習慣にすることができたのでした。

ある日の鮭チャーハン弁当
メインは蕗味噌ごはん

3.クラフト 
 少し前、マスク不足で世間が大騒ぎしていたとき、(これも自転車部の兄弟分の)SNIクラフト倶楽部では、「じゃあ作ってしまえ」とばかりにマスクを手作りする人が続出。不足している人にプレゼントする人も。なんて素晴らしい人たちの集まりなのか!と思ったものでした。マスク以外にも、手作りをし、創る喜びを味わおうという主旨の取り組みが行われています。
 私もこれに応じて妻の指導のもと弁当巾着を作りました。先ほど紹介した、弁当作りという新たな習慣がさらに強化されそうな、毎日見るだけでも嬉しくなる自分だけの弁当巾着ができたのでした。

私は玉留めも玉結びもできない
毎日弁当を運んでます

4.ネットで繋がる
 多くの場面、場所で、今は集まることができません。でもネットなら問題なし。この機会に色々試してみるつもりです。さしあたっては、新型コロナウイルスの世界的伝播の問題と、自転車や菜園という私たちが推すライフスタイルの関係についてディスカッションするつどいをオンラインでやります。またその様子は紹介します。

5.(絵)手紙を書く
 叔母から「コロナコロナでどこもいけない〜」と手紙が来ました。絵を沿えて。嬉しかったのでこちらも封筒に絵を沿えてお返し。
 忙しく過ごしているときにはできない感謝の表現を、親しい方にするチャンスです!

番外.自転車:ローラー台や筋トレなど
 正直にいって、家で自転車関連のことってなにができるのでしょう?と悩む笑。ローラー台、、、くらいでしょうか。しかし運動不足はいけません。外出禁止にならないことを願うばかりです。

 いかがでしょうか。他にもいろいろあるでしょう。また思いついたら追加します。ここにリストアップしたことはお金もあまり必要としないのに、満足度は非常に高いことばかりです。そして、生活に根ざしていることが特長です。これらの生活法(自転車、クラフト、菜園)は生長の家が推しているもので、それぞれ深い意義があります。(詳しくは各部のサイトで確認をお願いします)今は、これらの良い習慣を根付かせるチャンスでもあります。世界、社会が正常化したときに私たちの仲閒が増えていたら良いなと思っています。

やっぱり自転車に乗りましょう

 最後に、仮に外出禁止となったことを想定して記事を書きましたが、今すぐ「自転車に乗るな」ということではありません。むしろ、移動手段として電車より感染リスクが低い等、今の状況でも自転車の利点は数多くあります。例えば兵庫県川西市のも、「満員電車を避けて自転車通勤を」と呼びかけている団体もあります
 また、自転車利用は小池東京都知事が先日の会見で要請した「“ノー3密”」(換気の悪い密閉空間、多くの人の密集する場所、近距離での密接な会話)に該当しません。だから、乗れるのです。SNI自転車部は「今こそ自転車に乗ろう」という合い言葉をさらに広げていきます。
※感染症と私たちのライフスタイルについて、さらに突っ込んだ記事を近いうちに書くつもりです。

SNI自転車部部長 岡田 慎太郎