SNI自転車部は温暖化問題の解決を目指し、生活の中での自転車利用を呼びかけていますが、自転車部や自転車チームというと、「レース出るの?」「アスリート?」と聞かれることも多いです。これは結成当時に山間部でスポーツタイプの自転車に乗るメンバー(主に生長の家国際本部職員)が目立っていたので、未だにそのイメージが強いからでしょう。

そんな私たちの職場で最近、「体育会系」でない、「電動アシスト自転車(通称電アシ)生活」を始める人が増えています。電アシは、ぺダルをこぐ力を電動モーターが補助(アシスト)する仕組みの自転車で、ある程度こぐ力が要りますが、体力向上にもつながり、年配の方や、体力に自信のない方にはオススメの自転車です。そんな電アシデビューを果たした5名に、動機や変化などを質問してみました。電アシの魅力に迫ります!!

R.Kさんの場合

電アシ生活始めました

①電アシ導入のきっかけ
健康診断の結果、メタボ予備軍になってしまいました! 去年と比べると5kg増! 何か対策を考えないといけないと思い、妻と相談して継続できそうな自転車通勤をしようと思いました。

②使用用途
体力作りのために、当てもなく乗っているうちに走ることが好きになりました。ジテツー以外では買い物に利用。これまでは車で行っていた所に自転車で行くようにもなりました。

③実際に乗ってみて
1ヶ月半ほどでなんと体重が8kg減!! BMIも平均値に戻ったので目標を早くも達成しました(※)。そして、疲れにくくなり、子供とたくさん遊べるようになりました。さらに、自転車のメンテナンスにも興味を覚え、趣味まで増えました。
(※)2日に1回は自転車に乗ったそうです。距離が長いこともありました

④その他なんでも
自転車ライフの楽しさを周りに伝えたくなりました。初めはすごくお金のかかる趣味だなー、と思っていました。それから体力も必要で...正直に言うと気持ちが進みませんでした…。でも、電アシを使っている人の話を聞いているうちに、自分もやれそうな気がしてきて、実際に乗ってみたら楽しくて。走れるところまで行きたいと思っています。

毎日お子様が「いってらっしゃーい」と見送り

毎日お子様が「いってらっしゃーい」と見送り2

F.Iさんの場合

①電アシ導入のきっかけ
同僚が電アシに乗っていて楽しそうだったので、SNI自転車部事務局が所有する電アシに試乗させてもらいました。すぐに購入したくなりましたが、自分が考えている予算と折り合いがつかず、半ば諦めていたところ、転勤になる上司から譲ってもらい、電アシ生活を始めることができました。

②使用用途
ジテツー、買い物など近所への移動。

③実際に乗ってみて
最初の1、2回目の出勤時は息切れして辛かったのですが、3回目で電動モータのアシスト力をうまく使えるような感覚を掴み、楽しく乗れるようになりました。また、自転車のグッズ(ボトルケージ(自転車に取り付ける、水筒の一種である飲料用ボトルなどを収める籠)やペダルなど)が色々あることを知り、カスタマイズ(既存の商品に手を加えて、好みのものに作り替えること)が楽しいです。
身体を動かす習慣がなかったので健康的になり、気分も良いです。「通勤」が楽しいものになりました。電アシに乗る人が増えるといいなと思います。

④その他なんでも
この生活が続けられるのは、ジテツーなどに誘ってくれる同僚のおかげで、大変ありがたいです。
また、最初の頃、お尻が痛くてSNI自転車部のFacebookグループで対策を質問したところ、「パッド付きのインナーを履く」「慣れだ!」など色々有効なアドバイスを受け、やってみたところ改善しました。あのまま痛みが続くようであれば、続けられなかっただろうと思います。

(同僚と)家庭菜園にも来ました

前カゴに注目!ゴミ拾いしながらのジテツー(同じく同僚と)

楽しまれているだけではなく、自転車(電アシ)を生活に取り入れたことにより、心身ともに好影響があることが垣間見られ、生活が以前より充実しているように感じるのは私だけでしょうか。低炭素の生活法とは、このように楽しみながら実践できます。まずは自転車を使ってその魅力を感じることから。
後編(女性編)もお楽しみに。

SNI自転車部部長 岡田 慎太郎