自転車の素晴らしさに魅了されてはや5年が経ちました筆者です。
何でしょう、自転車は本当に理にかなった乗り物だなとつくづく感じますね。
主に通勤(以下「ジテツー」という)や休日の移動手段として、時には仲間と自転車イベントを楽しむために今日まで(4~5万kmくらいかな?)走り続けてきました。
つい2ヶ月ほど前に居住地が埼玉県から山梨県に変わり、自身を取り巻く生活環境もガラリと変化しましたが、引き続きジテツーは可能となっております(イヤッホウ!)。
埼玉における都会のジテツー、山梨における森のジテツー。
それぞれについてまとめてみたいと思います。
【都会のジテツー】
東京方面は自動車も二輪も歩行者も、とにかく交通量が多いです。
人口密度が高い。
排気ガスも多いので鼻毛は伸び放題(コレデイイノダ!)。
サイクリストに出会う率も高いので、自動車のドライバーもある程度自転車に対して注意を払っている印象はあります。
しかしながら交通ルールを守りきれていない危険なサイクリストに遭遇する場面もあります。
どこを走るにしても安全第一ですよ!
自動車の通らないサイクリングロードは比較的平和です。
晴天&風が強くなければとっても気持ちよく走れます。
でも歩行者優先なので速度は控えめで。
街路樹も季節によって色々な顔を見せてくれます。
四季の移り変わりとともに空気の香りや雲の形も変化するので、都会の中でも意識の持ち方を変えると自然の美しさに感動しちゃいますよ。
都会はその気になればオールシーズン走れます。
真夏でも真冬でも。
とはいえ40度近い炎天下や路面が凍結するような日は避けた方が無難です。
屋外を走行できる期間が1年を通して長いというのは嬉しいですね。
あと、埼玉は平野が多いので平坦路で走り易いのも特徴かなと思います。
【森のジテツー】
空気がおいしい。
うん、間違いない。
鼻毛も伸びない。
居住地域の標高が約1,000m、どちらかと言えば田舎町ということもあり朝方は交通量が非常に少ないです。
人間よりも動物(鹿、狐、リス等)の飛び出し率が高いので、やはりスピードの出しすぎは禁物です。
ここでも安全第一ですね!
ついつい足が止まってしまいます。
だって景色が良いんですもの。
アップダウンがきついというのも理由の一つかもしれませんが、ひたすら目的地目指して走り続けるのが、何だか勿体無い(笑)。
ジテツーは贅沢な時間だなと改めて思います。
鳥や虫や獣、草木に鉱物…人間である自分も自然の中に溶け込んでいるという実感が湧いてきます。
自然との一体感。
思い返すと都会のジテツーでも少なからずそのような感覚はありました。
ガソリン車ではないので、余計なエンジン音もしない。
耳から来る情報も味わい深いです。
高所のヒルクライムは空気がやや薄いのでとっても苦しい(ある程度慣れます)ですが、それを承知の上で山道を走ってしまうんですよね。
達成感が半端無いです。
ちょっと早起きして寄り道しちゃいましょう(笑)。
MTBやグラベルロード、シクロクロスを持っている人なら、オフロード(未舗装路)に突っ込むとまた新しい世界が見えてくると思います。
私は未経験ですが、いずれ行ってみたいです。
と、森のジテツー大絶賛ですが、ちょっと気をつけないといけないこともあります。
まず、日没後は真っ暗です。
明るさをウリにしたライトを装備しておかないとまともに走行できず、コースアウトして真夜中の山菜取りまっしぐらです。
暖かくなってくると小さな虫がたくさん飛ぶので、走行中に鼻や口に入ってきます。
アイウェアを装備しておかないと目の中にダイブされます(涙)。
あと自動車が結構スピードを出して走っています。
そもそも自転車なんて走ってないだろう、くらいの感覚でコーナーに入られると接触事故が発生する可能性がゼロではない。
時々後方から自動車が接近していないか注意しましょう。
あと真冬は基本的に走行不能と考えた方が良さそうですね。
高所ゆえに路面がカチカチに凍結するようです。
スパイクタイヤをもってしても斜面をクリアできるかどうか、甚だ疑問です。
【まとめ】
住んでいる場所が都会であれ森であれ、自然とうまく付き合いながら楽しくジテツーはできます。
自転車のある生活って五感の刺激が豊富でとても幸せな気持ちになりますよ。
まだ体験したことの無い方は今シーズンから始めてみてはいかがですか?
by Mercy