６月初旬、職場の仲間達と一緒に自転車に乗ってパンを買いに行くイベントを企画しました。
そこで起きた、まさかの出来事です。
＜イベント開催へ向けて準備万端！！＞
地元に沢山ある美味しいパン屋さんを目指して自転車を走らせることから、通称「パンライド」と呼んでいるこのイベントは、今回２回目の開催となります。
気軽に自転車を利用するきっかけになるイベントを目指しているものの、今回は第一回に比べて倍の距離の片道8.7キロ。途中、勾配のきつい坂道と車の交通量が多い道路があるため、あらかじめ下見を行い、いくつかの休憩ポイントを確認しました。
目的地は、道の駅小淵沢内にある、「桑の実」さん。動物生素材フリー、地元山梨県産の小麦粉と旬の食材を使っている、こだわりのパン屋さんです。
焼きたて時間もチエック！！
直前まで天気予報も意識しながら、気温を予想して、日焼け対策の案内も行いました。これで準備は万端です。
＜美味しいパンを求めて＞
当日は快晴に恵まれ、６名の仲間と元気に出発！風が気持ち良く、新緑の若葉が、太陽の光に照らされキラキラ輝く様子や、思いがけず見つけた花畑の美しさに皆で歓声を上げました。
ひこうき雲と花畑
きつい勾配もがんばる
最後の休憩ポイント、日陰が涼しい～
久々に自転車に乗ったという人もいて、坂道のつらさに心が折れそうでしたが、
「もう少し、もう少し！」
美味しいパンを目指してひた走りました。そしてついに！！
「皆さんお疲れ様でした、到着で～す♪♪」
＜あ、あれ･･･？＞
道の駅に到着したものの、なんだか様子が変です。と、そのとき目に飛び込んだのは
定期休館日！？
殆ど休みが無い筈の道の駅、なんと年に３回だけ定期休館日があり、イベント当日が、まさにその日でした。こんなに頑張って辿り着いたのに休館日だなんて･･･
うなだれる一同
そのとき、仲間の一人から、「じゃあ、お蕎麦屋さんに行こう！」との提案が。
え、パンじゃなくていい？
＜蕎麦ライド誕生＞
輝いて見える、はためく幟
パン屋以上に蕎麦屋も多いこの土地。行き掛けに見かけて、
「夏は蕎麦屋さん巡りも良いよね～」
と、話していたことが、数分後に実現しました。
快晴の空の下、頑張って走った身体には、風が気持ち良いテラス席で頂く手打ち蕎麦が最高のごちそうとなりました。（後で知った事ですが、地元で美味しいと有名なお店でした！）手作りジェラートも頂き、心身ともに満たされました。
八ヶ岳の地粉と名水で打つ信州純戸隠流手打ち蕎麦
「蕎麦ライド楽しかった、次も誘ってね」
「夫婦でサイクリングをするのは初めてで、良い時間でした」
仲間の優しい声に救われた今回のイベント。
「桑の実」さんは、また近いうちに企画します！！
以上、思いがけず新たなイベントが誕生した話でした。
（原田 佳兒）
