身体に影響を与える心!
私は、以前、自営業で電気設備の仕事に携わっていました。
納期に追われ、平日は、7時から22時まで仕事をして、土曜日は17時まで頑張って、やっと来た日曜日はボランティアで在日ブラジル人の集まりで通訳をしていました。
ボランティアは遠くまで行くこともあったので深夜に帰宅して、翌朝はまた早く起きて仕事にいきました。15年間その生活を続けていましたが、不思議と疲れは感じませんでした。
25年前に来日した両親が仕事場を訪問。
なぜ疲れを感じないのかは今の職場に入ってからわかるようになりました。上司が、朝礼の時に、ある本の一節を紹介してくれました。それは、このような内容でした。
「仕事に疲れた時は…(中略)…別の「仕事」に取りかかろう。それは趣味でもよいし、別種の仕事でも、研究でもよい」と「人は何もせずボンヤリしている時「休まる」のではないのである。人は心を転換させることによって、新しい世界に超入し、休息する」。
『伸びゆく日々の言葉』(谷口清超著・日本教文社・245-246)より抜粋。
以前の生活を思い出し、なるほどと思いました。
充実した休みの過ごし方
それから私は休みの日の過ごし方を見直しました。休みの日にボンヤリして過ごす事をやめたのです。
現在はコロナの影響で遠くへ行くことはありませんが、休みの日は趣味の自転車で心を転換してリフレッシュしています。
愛車に乗って諏訪湖までの98㎞のロングライド
ロングライドとヒルクライムが好きで自然の中を走って、心を癒して、健康を維持しています。その都度にアプリを利用して走った分を寄付して社会貢献もするように心がけています。
アプリで社会貢献 武田神社まで
雨の日は愛車の洗車や、仲間に聞きながら、摩耗した部品の交換、メンテナンスも楽しんでいます。そのように私は充実した休みを過ごし、喜びを感じ、平日の業務に励むことができるのです。
愛車の洗車
愛車のメンテナンス
喜びと生きがいを得る心の転換!
私は休みの日でヒルクライムに出かけると、坂を上ってる最中に色々な考え事をします。そして悩みの解決アイデアが浮かんでくる体験は何回もありました。あるいは坂だけに集中すると、まるで瞑想したかのように、日常のストレスから解放することもできます。
夫婦でポタリング
身体は適切な負荷を与えると年齢を関係なく成長し続け、我々はそれに喜びを感じ、精神面的にも癒すことができるとブログで紹介したことがあります。私は休みの正しい選び方が「健康寿命」を伸ばすことにも繋げることができると思います。()
平日に一生懸命頑張って、休みの日にボンヤリして身体と心を休息する人がいます。一方で、レジャーで体をいっぱい使ってリフレッシュする人もいます。休みの過ごし方は人それぞれ好みと、そのときの気分によって違います。私にもボンヤリする休みの日が過去にもありました。でもボンヤリする休みの日が終わると「何もしなかった無駄な日だった」と思い、後悔していました。だから、喜びと達成感が得られる休みの過ごし方を私は今、選ぶようにしています。
皆様はどんな休みの過ごし方でしょうか?
家族と自転車を楽しむ
Lauro Sakamoto