いざ買い物へ

仮に外出禁止になった時にSNI自転車部がオススメする過ごし方」という記事を書いた時は予期していませんでしたが、私の職場では、感染の疑いのある人が出て自宅勤務となり、大体こんな過ごし方をしています(仕事もしている)。同じ境遇の方も多いでしょう。

ところで、自転車部ブログなのに、「こんなときに自転車は使っていいのか?」という重要なことを記事では書きもらしましたので、遅ればせながら書きます。結論は「条件付きでどんどん乗ろう」。
今回の感染症は、空気感染はしないと考えられているため、人混みで乗らなければ(逆に難しいが)大丈夫です。だから、買い物や用足しなどに自転車を使おうということです。
参考までに、今、SNI自転車部のメンバーはどのように利用しているか紹介します。

ジテツー、用事に使う

この状況でも通勤する人は居ます。電車通勤をしていた山下さん(大阪在住)は、移動手段を自転車にし、感染リスクを下げました。清々しい気持ちで仕事に取り組めるそうで、影響を受けた上司もジテツーを始めたとか。最近は「ジテツーデー」を設定してその輪をさらに広げています。メンバーは、ジテツー以外にも買い物、銀行への用事、家庭菜園への行き来などに利用しています。

朝のライド

リモートワーク派の間で、仕事前にひとっ走りするのが最近の静かなブームです。美しい自然を観、新鮮な空気に触れ、カラダを目覚めさせてから家で仕事にむかう。”ジテツーっぽいこと”をしたよ、とグループで共有し合っています。在宅勤務につきものの運動不足も余裕で解消。自転車による運動は必要不可欠だと私は思います。

皆で集まるのは、、 、

これまで「ミニイベント」と称して、少人数の集まりを奨励してきました。「集まる場合5人以下」「飲食物の共有なし」「基礎疾患のある人は遠慮願う」「お互い距離を保つ」「ライド時以外マスク着用」とういうルールを設定した上でです。しかし、状況が変わり、集まること、外出が憚られる状況が多くなりました。この期間に必要以上に集まらなくて良いとわたしは思います。理性をもって個人が判断することが大切です。
なお、都会では信号待ちでマスク無しの方が側に寄って来る場合もあるそうです(私は田舎住まい)。自分がそういう存在にならないようにマスクを着用するなど、環境に応じて工夫して乗ることが大切ですね。

少し前までは集まっていた

リアルでなくても、ウェブで集まれます。先日は、「自転車どうやって使おうか?」「今どう」など報告なのか雑談だかわからない会合を催しました。少しの時間で互いから良い刺激を受けることができます。

今、やれることとは

未読の方、読んでね

最近、世界で自転車利用が見直されているという記事をネットでよく見るようになりました。それは嬉しい事です。

しかし、私たちの団体は2012年から自転車を推奨してきた先駆的な団体なのです。それは、『自転車から平和を』に詳しく書かれています。また、本の第2章に書かれた「自転車の新しい使い方」は、コロナの影響がある中でも変わりなく通用します。ここまで書いてきたことも、私たちにとっては殆ど「当たり前」となっていることです。

「今、できることを」と盛んにいわれますが、この状況で正しく自転車を利用すること、自転車利用をなかなかできなかった人、初めてみようと思っていた人は、今こそやってみること、試すこと。そして、その輪を広げることではないかと私は思います。

これはコロナバスターズ宣言の精神にも合致します。特に、2と3でしょうか。この困難を、自転車を通じて乗り越えるべく、明るく力を合わせてまいりましょう。

<コロナバスターズ宣言>
1.責任:私たちは責任あるコミュニティーのメンバーとして考え、行動します。
2.柔軟に忍耐強く:私たちは忍耐強く生き、事態が正常化した時に正しく行動するための準備を怠りません。
3.決意:私たちはこの時期に、正常時にはなかなか決意できなかった新しい決意を固めます。
4.尊敬:私たちは、私たちの隣人、地上の全生物を含めたすべての仲間を尊敬します。
5.抑制・制限:私たちは現状が気に入らないというだけで、決して大騒ぎなどしません。