SNI自転車部では、「自転車で地元めぐり」をすることをおすすめしています。当ブログでも、過去3回にわたって地元めぐりを紹介しました。その意義については、1回目のブログをご参照ください。

その「地元めぐり」の一環として「県花、県木を探してみる」ことも提案しています。そこで、私が住んでいる山梨県北杜市の“市の花”を調べたところ「ひまわり」であることが分かりました。

その選定理由は、北杜市のwebサイトによると、

北杜市は、年間2,200時間以上の日照時間があると言われ、太陽の花ひまわりは「日照時間日本一の北杜市」にふさわしく、また種子から採った油を環境に優しいBDF燃料に利用する取組みは「環境創造都市」にふさわしい。この様なことから選定する。

とありました。北杜市が日照時間日本一であり、環境創造都市であることを、初めて知りました。

北杜市では、「明野ひまわり畑」が有名です。例年、7月下旬から8月下旬に約60万本のひまわりが見ごろを迎え、開花に合わせて「北杜市明野サンフラワーフェス」が開催されているそうです。今年で30周年を迎えるイベントとのことですが、昨年と今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントは中止となり、ひまわり畑もかなり規模を縮小されました。

「明野ひまわり畑」の名前は知っていましたが、見たことはなく、8月上旬に初めて自転車で行ってきました。ひまわり畑の黄色、甲斐駒ヶ岳、空の青、美しい景色が広がっていました。

また、今年は、我が家の家庭菜園にもひまわりが咲きました。昨年、小学生の子供が、学校からひまわりの種をもらってきて、庭に植えましたが上手く育ちませんでした。今年は何もしていないのに、畑の土に種が混じっていたようで、1本だけ立派なひまわりが育ちました。

今まで「ひまわり」をそれほど意識したことがなかったのですが、とても身近に感じるようになりました。また、今まで見えていなかった周囲のひまわりが、よく目に入るようになりました。

今年は、ひまわりの季節は過ぎましたが、来年こそはコロナも落ち着き、明野サンフラワーフェスが開催され、60万本のひまわり畑を見に行けることを願っています。楽しみが、また一つ増えました。

自転車で地元をめぐり、“新しい発見”を見つけてみませんか?

阿仁屋 雄一