image

7月17日「戦国ヒルクライムin韮崎・甘利山」に参加してきました。
この日を待ちわびておりました。

我ら、SNI自転車部からは7名。
30歳~60歳代の老若男女が挑戦しました。
「SNI Bicycle Club」を背負って走ります。

image

スタート前のライダーズミーティングでは、
主催者もこの通り、武将の姿。

image

スタートの合図は、和太鼓と、ホラ貝で、戦国ムードを演出。
いざ、出陣じゃ!!

image

元気よくスタートした、紅一点の原田さん。
思い切って出場を決意したものの、課題が残されていました。
時間制限までにゴールしなければ、残念ながら失格になってしまいます。

試走の記録から、30分も縮めなければなりません。
果たして、完走することができるか???

コースは、距離11.7km、標高差1138m、平均勾配9.5%。
レース序盤には、15%程の“激坂”の坂があります。
いい加減な気持ちで参加する人は、ここで引き返すことになります。
そう、走る者を本気にさせる不思議なコースなのです。

4km地点を過ぎると、若干勾配は緩くなります。
スタートは曇り空でしたが、辺りが真っ白、濃い霧が発生?
小雨もパラパラ。どうやら雲の中に突入したようです。
ここまで来ると、順位の変動は少なくなり、
互いの存在が励みとなります。
初めて一緒になるライダー同士なのに、
不思議と一体感が生まれているように感じます。

しばらく走っていると、やがて木漏れ日が差し込んできました。
スピードを上げてラストスパート。最後の力を振り絞って、ゴール!!

頂上はすっかり、晴天。
夏の強い日差しがふり注いでいました。

image

狭い頂上はこの人だかりです。仲間のゴールを待ちます。

image

シニア部門の本間さんがゴール。
天女山ヒルクライム、シニア部門の優勝者もこの表情。
「いや~、キツかった!」

image

続いて、中根さんがゴール。
自己ベストを大幅に短縮!!思わず、ガッツポーズ!

果たして、原田さんは間に合うのか??
ゴール地点で、メンバーが待ち構える。
そしてついに現れる、原田さん!!
拍手で迎えられ、ゴールとともに、歓喜の声がこだまします。
「やった~、うれし~!!」

image

タイムリミットまで、残りわずか7分。
見事に完走を果たしました。

あまりに苦しくて、途中でペダルを止めそうになった瞬間もありましたが、
それ以上にゴールした達成感は大きかったです。

そして、走りきった今感じることは、
メンタルが強くなったということです。
少々なことではめげない「忍耐力」と、
日々のライフスタイルを変えていく「決意」
が確かなものとなったように感じます。

「来年もがんばるぞ!」
と、原田さんをはじめ、
メンバーそれぞれの表情はキラキラと輝いていました。