山梨に引っ越して丸3年が経ちました。

早いもので当時ハイハイをしていた0歳の娘も、今年の4月からはこども園(幼稚園)児です。

入園を機に是非やろうと思っていたことが一つあります。それは自転車で娘をこども園に送迎することです。

私自身、日常的に自転車を活用する姿勢でいますので送迎に関しても自然とそのように考えました。

CO2を排出せず良い運動にもなりますから、できれば妻にもやってもらいたいな、とも思っていました。

そう、最近運動不足にお悩みの妻にも、です(強制ではなく、気張らずに可能な範囲で自転車を利用しようよ、という程度ですが)。

自宅からこども園までの道のりは往復7km、獲得標高が120mほどあります。送迎なのでこれを2往復します。しかも2歳になる弟も一緒に乗せて。

普段から運動をしている人でも、この道は子乗せママチャリだとかなりキツいと思われます。

しかし、我が家には「電動アシスト車&チャイルドトレーラー」という強い味方があります。

モーターの力で無理なく坂も登れ、重心が低いので転倒リスクも極めて低く、安全性も高い!

電動アシスト車&チャイルドトレーラー

読者の中には「チャイルドトレーラーなんて珍しいものを導入する必要はないのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

前後チャイルドシートになっていれば、別にトレーラーなど無くとも子ども2人を乗せて移動できますからね。

しかしそうなると荷物が積めなくなります。「荷物が積めないから」という理由で自転車の利用を諦めてクルマに甘んじるということはしたくない笑

「一見クルマでなければできないようなことを、汗を流して自転車でやってのける」ために導入を決意したというのが本音です。

それはつまり欲望を制御し、自然に対して四無量心を行じることなのだと思うからです。

尚、トレーラーは基本的に子乗せ用ですが荷物運び専用としても使えますし、スポーツバイクと組み合わせることもできるという懐の深さもあります。

前置きが長くなりましたが、本題のジテツー(自転車通園)実行です!

実は、先陣を切って自転車で送迎したのは妻でした。

これには他の園児の親御さんや先生方もビックリ!!珍しさもあって注目の的だったようです。

感想を聞いてみると、体力に自信の無い妻も「有酸素運動にちょうど良い」と言っていました。

娘、緊張気味

時間帯の合わない私は、仕事が休みの日に送迎します。

実際やってみるとやはり注目の的になりました笑

道中、散歩や農作業をしている方々からも珍しがって声をかけられることがあり、交流が楽しいです。

緩やかな上り坂が続く…眺めは最高!

これからの季節、新緑がとても美しいのです。

野鳥の声も賑やかで、もしかすると、道中で鹿などの大きな野生動物に出会う機会があるかもしれません。何だか私の方がワクワクします笑

自然と触れ合う時間をできるだけたくさん子どもに提供してあげたいと思う親として、ジテツーは有効だと感じました。

まだスタートして1ヶ月なのでこの先(例えば雨季など)どうなるかわかりません。

また新たな展開があれば、別の機会に続きを書こうと思います。

(山田真史)